ねじの規格には
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ねじの規格には多様なものがあります。大前提となる分類が様々ですので、以下に挙げていきます。ネジを形作るつる巻き状の突起をネジ山と呼びますが、これが円筒や円錐の外にあるものをおねじ、内にあるものをめねじと呼びます。また、ネジ山の断面の形によっては、三角ネジ、角ネジ、台形ネジ、のこ歯ネジ、丸ネジといった種類に分けることができます。更に、右に回すと前に進むものを右ネジ、左に回すと前に進むものを左ネジと呼び、一般的なねじの大部分は右ネジです。
多くの分類要素が存在するねじですので、ねじを表す場合は、巻き方向、条数、溝の形、径、ピッチ、そして規格を順に列挙します。古くから使われ、何においても重要な部品となっているねじについては、かなりの早い時期から規格化が進められていました。
単純でありながら、その構造の違いによる互換性は非常に重要であり、しっかりとした基準を定めて管理することが必要だったのです。
ねじの規格を調べる方法
ねじを使用する場合には、規格がしっかりと合っていなければなりません。おネジは外径とピッチ、めネジは内径とピッチから規格を推定でき、径の測定にはノギス、ピッチにはピッチゲージという器具を用います。
ISOメートルねじ
ISOメートルねじは、規格の一つであり、ISO(国際標準化機構)規定のメートル三角ネジです。接頭記号「M(Meterの略)」をつけ、外径サイズを表す「呼び径(呼称口径)」を続けて呼びます(外径10mmならば「M10」)。ネジ山の角度は60度です。欧州や日本で使われていますが、日本ではJISによって、呼び径に対するピッチが標準的な並目ねじ、細かい細目ねじというように、更に規格が分かれているのです。
ユニファイネジ
ユニファイネジは、規格の一つであり、ISO(国際標準化機構)規定のインチ三角ネジです。呼び方は呼び径に山数を続け、最後に接尾記号「UN」をつけます。ネジ山の角度は60度です。アメリカでは一般的ですが、日本では航空機などに限られています。JISでは並目(UNC)、細目(UNF)の規格があります。
管用ねじ
管用ねじも、いち規格として規定されています。使途は、気密性が求められる管の接続に限定されています。区分としてはインチ三角ネジに分類されます。管用テーパネジはイギリスで規格化され、日本でもJISによって「PT」「PS」と識別されていましたが、その後ISOによって接頭記号「R」が規定されているのです。